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マンミラ堂-MJとWuauquikuna、ときどきナダルの日々-

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「HIStory」~「Little Susie」~「Smile」~隠れた3部作 

ヒストリー・ツアーではその名のとおり「HIStory」で締めくくられているけれど、アルバム『HIStory』ではそうではなく、「Little Susie」が続き「Smile」で終わる。

――これらは隠れた3部作。

「HIStory」の歌詞

“兵士はみんな栄光の中で死ぬ 伝説はどれも征服と自由を語る (中略) 子供はみんな一緒に仲良く歌うべきなのさ”

と高らかに謳い上げていながら、本当はそれだけでは終わらないことをマイケルは示している。

“いったい何人子供が死んだら 傷を癒やす手を貸すのだろう”
という部分にフォーカスするかのように、次曲「Little Susie」が始まる。

大人の犠牲となる子どもを歌ったマイケルの曲というと、他に「Do You Know Where Your Children Are」が思い浮かぶが、この曲が現代の問題を描写しているのに対して「Little Susie」は、前奏にデュルフレ(仏:1902-86)のレクイエムと有名なミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」から「Sunrise, Sunset」が使われていることから、戦争の犠牲者(つまり戦争孤児)として歌われていると解釈することは容易い。

ちなみに、デュルフレのレクイエムはナチ占領下のフランス政府によって委嘱され、1947年11月2日に、戦没者の追悼のために作られた作品とともにラジオ放送で初演された曲といわれている。
仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団オフィシャルホームページさんより)

そして、「Little Susie」は “誰かがリトル・スージーを殺した” と衝撃的な歌詞で始まる。
え、「HIStory」が大団円で終わったはずなのに何故!?という恐怖を聴く者に与える。

ところで、『HIStory』のブックレットに掲載されている「Little Susie」の写真は、もともとはオーストリア系アイルランド人の芸術家ゴットフリート・ヘルンヴァイン(Gottfried Helnwein)の作品「Lichtkind(光る子ども)」(1972)から引用されている。

Helnwein_Little_Susie.jpg

光は少女の霊性を、そばに置かれたコインは彼女の貧しさと命の軽さを表しているのだろうか?

このヘルンヴァインとマイケルは古くから親交があり、HIStoryのショートフィルムでTeaserの撮影も手がけているのはご存知の方も多いかもしれない。

(BAD期の二人とヘルンヴァイン作品集)
Helnwein_MJ.jpg  

彼は、子どもを犠牲者としてある種の甘美さをもって描く一連の作品などで物議を醸してきた人物でもあるが、そのアンビバレントな表現こそが現実の異常さを私たちに伝えているのではなかろうか。

必死に生きようとしたスージーを周囲の無関心が殺した――。

(実は、この歌は実話をもとに1970年代に作曲されたものが1995年になって日の目を見たというのが実際のようで、収録アルバムにふさわしい形に制作し直されたと思われます。おそらく「Do You Know Where Your Children Are」も同様。)

彼女の絶望と悲しみが歌われた後、それを取り成すようにチャップリン作曲の「Smile」へと続く。
そして、未来への希望を託してアルバム『HIStory』は静かに幕を下ろすが、この終わり方は本家チャップリンの映画「モダンタイムス」のエンディングに相通ずるところがある。
(映画の最終局面、絶望してふさぎ込む少女をチャーリーが元気付け希望へといざなう場面で流れ(1:21:25から)、曲の盛大なフィナーレと共に映画は幕切れする。by Wiki)


振り返って見ると、この3曲に歌われた世界は何度繰り返されてきたことだろう。
「僕はHIStoryで単なる理想を歌っていない。まぎれもない現実だよ。」というマイケルの声が聞こえてくる思いがする。

3曲のリンクはこちら

① HIStory
② LITTLE SUSIE
③ Smile


「Little Susie」関連リンク

マイケルと読書と、、さんの記事
http://nikkidoku.exblog.jp/17667339/
マイケルのココロ--FOREVERLANDさんの記事
http://blogs.yahoo.co.jp/shunshouataisenkin/33304468.html


(by マンミラ堂店主)


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